にこにこブログ

歯槽膿漏(歯周病)が原因となってかかってしまう病気とその症状

2017年12月10日 (日)

高松市と綾歌郡の歯医者のにこにこ歯科です。歯槽膿漏が悪化してくると様々な病気が起こることがあります。お口の病気と全身の病気には実は密接な関係があり、治療を怠っていると全身にいろいろな症状がでてくることがあるのです。特に注意が必要なのは心臓弁膜症と感染性心内膜炎で、実は歯周病と全身疾患を考える上で欠かすことが出来ない疾患なのです。

 

歯周病の原因細菌が全身の血液系に入ることで発症するのが細菌感染による感染性心内膜炎です。心臓の内側の血液に触れる部分に細菌が住み着いてしまい、心臓の内側で炎症が起こってしまいます。この心内膜炎は非常に厄介な疾患で、発熱や全身の倦怠感などのトラブルを引き起こすので、注意が必要な疾患と考えるべきです。細菌性の心内膜炎は抗生物質の投与で治療ができるので、症状が出てきた時には内科で治療を行います。

 

この心内膜の炎症が悪化することで起こるのが心臓弁膜症です。心臓の弁に炎症が起こることでイボのようなコブが出来てしまい、やがて心臓の弁がきちんと閉じなくなってしまう病気です。心臓弁膜症はひどい場合には手術が必要になるので、あらかじめ歯科疾患の治療を行うように心がけることが重要です。手術になる前に治ってしまえば体力的な負担が減少するので、予防が何よりも重要です。

 

高松市にお住いで、歯槽膿漏の治療を希望されている方は是非一度、にこにこ歯科にお越しください。丁寧な治療を安心して相談できる環境をご提供いたします。


カテゴリー: 歯槽膿漏(歯周病)

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