にこにこブログ

歯槽膿漏と全身疾患との関連性

2017年12月15日 (金)

高松市と綾歌郡の歯医者のにこにこ歯科です。皆さんは歯の疾患が全身に悪影響を与えるという事をご存知でしょうか。糖尿病の悪化の原因や心疾患の原因に歯周病が関与する事があるのはよく知られた事ですが、実はこれ以外にも様々な疾患が全身に影響を与えるのです。今回は歯の本数と認知症の関係について説明をしたいと思います。

 

歯科疾患で特に注意したいのが歯周病です。歯周病は日本人が歯を失う最大の原因と言われていて、歯周病によって起こる歯の喪失を防げば、実は認知症にもいい影響があると言われているのです。認知症は脳の機能の中で記憶などの機能が失われていく病気で、過去の記憶が消失したり、様々な日常生活でのトラブルを起こしてしまう疾患です。認知症は現在進行を遅らせる薬や症状を緩和する薬が開発されているのですが、実際に症状を緩和する薬は未だになく、進行した症状を完治させる事は出来ない状態が続いています。iPs細胞が登場したので、今後治療が発展する事が期待されていますが、完治できないので、早期に治療を行う必要があり、注意しなくてはいけません。

 

この認知症は実は歯が残っているほど発症しづらいと言われていて、いかに歯を残して生活の水準を低下させないかというのは歯医者にとって非常に重要な課題と考えられています。

 

高松市にお住いの方にとって認知症を防ぐというのは非常に重要な問題だと思います。綾歌郡にも多くの患者さんが認知症でお困りだと思うので、しっかりと歯科治療を行う事は生活の維持のために重要なことなのです。


カテゴリー: 歯槽膿漏(歯周病)

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